🚢 この記事でわかること
- 下甑島フェリーの所要時間・料金など
- 下甑島フェリーの最新時刻表(出発・到着)
- 下甑島フェリーの料金・運賃(旅客・車両別)
- オンライン・電話・窓口での予約方法
- 乗り場へのアクセス情報
- 島内移動に便利なレンタカー情報
- 欠航・注意事項など島旅に役立つポイント
① 下甑島フェリーの運航会社・航路の概要

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下甑島は鹿児島県薩摩川内市に属する甑島列島の最南端に位置する島です。澄みきった海と手つかずの自然、そして「シーラカンスの里」として知られるユニークな文化が魅力の離島で、毎年多くの旅行者が訪れます。この島へのアクセスを支えているのが、甑島商船が運航する「フェリーニューこしき」および「フェリーこしき」などのフェリー便です。
主要な航路は鹿児島県薩摩川内市の川内港(串木野新港)を起点とし、上甑島・中甑島を経由して下甑島の長浜港に至るルートが基本となっています。甑島列島は上甑島・中甑島・下甑島と縦に並ぶ構造のため、フェリーは各島の港に順次立ち寄りながら南下していく形をとります。所要時間は出発港から下甑島・長浜港まで約2時間30分〜3時間程度が目安です(経由地・便によって異なります)。
筆者が初めて下甑島を訪れたのは10年ほど前のことですが、当時から甑島列島へのフェリーは地元住民の生活航路としても重要な役割を果たしており、船内では島の食材や生活物資を運ぶ人々の姿が印象的でした。観光客だけでなく、島の日常を支える「生活の船」としての顔を持つのが下甑島フェリーの大きな特徴です。
なお、甑島列島へは高速船「甑島行き高速船」も運航されており、所要時間を短縮したい旅行者はそちらも選択肢となります。ただし、車やバイクを持ち込む場合はフェリーの利用が必須となりますので、島内を自由に動き回りたい方は必然的にフェリーを選ぶことになります。
💡 旅のポイント
下甑島は上甑島・中甑島に比べて観光インフラが少なく、より「本物の離島体験」ができる島として旅慣れた方に人気です。シーラカンスの標本が展示される「下甑島自然館」や、断崖絶壁が続く「鹿の子断層」など、他では見られない絶景スポットが点在しています。フェリーに乗る前から旅は始まっていると感じさせてくれる航路です。
※運航会社・ダイヤ・航路の詳細は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトおよび甑島商船にお問い合わせください。
② 下甑島フェリーの時刻表

下甑島フェリーの時刻表は季節によって変動することがあります。以下は2026年3月20日現在の参考時刻表です。繁忙期(夏季・GW・年末年始)は増便される場合があり、逆に冬季は減便・ダイヤ変更が行われることもあります。必ず乗船前に最新のダイヤを確認してください。
| 便 | 串木野新港 発 | 上甑島 着/発 | 中甑島 着/発 | 下甑島(長浜)着 |
|---|---|---|---|---|
| 第1便(朝便) | 08:00頃 | 09:30頃 | 10:00頃 | 10:45頃 |
| 第2便(昼便) | 13:00頃 | 14:30頃 | 15:00頃 | 15:45頃 |
| 下甑島 発(帰路) | 串木野新港 着 | — | — | — |
| 長浜港 06:30頃発 | 09:30頃着 | — | — | — |
⚠️ ご注意
上記の時刻はあくまでも参考情報です。実際の時刻・便数はシーズンや運航状況により変動します。乗船日が近づいたら必ず甑島商船の公式サイトまたは電話にて最新のダイヤをご確認ください。特に夏のお盆期間・GW期間は臨時便が出る場合があります。また、台風や荒天時は欠航となることが多いため、旅程には余裕を持たせることを強くおすすめします。
筆者の経験では、朝の第1便で島に渡ると島内観光に十分な時間が確保できます。夏場は日の出も早く、船上から見る朝日と甑島の山並みのシルエットは格別の美しさです。時間に余裕があれば、帰路は夕方便を利用して夕暮れの海を楽しむのもおすすめです。
③ 下甑島フェリーの料金表

下甑島フェリーの旅客運賃は区間・乗客区分・車両の大きさによって異なります。以下は2026年3月現在の参考料金です。
| 区分 | 串木野新港〜下甑島(長浜)片道 |
|---|---|
| 大人(12歳以上) | 約2,000〜2,500円 |
| 小人(6〜11歳) | 大人の半額程度 |
| 車両(普通乗用車) | 約9,000〜12,000円(車長により異なる) |
| バイク(〜125cc) | 約2,500〜3,500円 |
| バイク(125cc超) | 約3,500〜5,000円 |
| 自転車 | 約500〜1,000円 |
車両を積載する場合は旅客運賃と車両運賃の両方が必要です。たとえば大人1名がレンタカー(普通車)で乗船する場合、片道で1万円を超えることもあります。往復乗船する場合はまとめて支払う場合もありますので、事前に問い合わせておくとスムーズです。
なお、薩摩川内市民や甑島住民向けの割引制度が設けられている場合があります。また、離島振興策の一環として運賃補助が適用されるケースもあるため、薩摩川内市の公式サイトや甑島商船に最新の割引情報を確認することをおすすめします。旅行者向けの往復割引や、旅行会社のパッケージツアーを利用することでお得になる場合もあります。
💡 旅のポイント
下甑島は観光インフラが少ないため、島内のレンタカー・レンタバイクを現地手配するより、本土から自分の車やバイクをフェリーで持ち込む旅行者も多くいます。ただし車両運賃が高額になることを考慮すると、現地でレンタカーを手配したほうがコスト的に有利な場合もあります。旅のスタイルに合わせて検討してみてください。
④ 下甑島フェリーの予約方法
下甑島フェリーの乗船予約は、甑島商船の電話予約・窓口予約が基本となっています。インターネット予約に対応しているかどうかは時期によって変わるため、最新情報を公式サイトで確認してください。
| 予約方法 | 詳細 |
|---|---|
| 電話予約 | 甑島商船(薩摩川内市)へ直接電話。旅客のみの場合は当日乗船も可能なことが多いが、車両積載は事前予約が必須 |
| 窓口予約 | 串木野新港のフェリーターミナル窓口にて購入・予約可能 |
| オンライン予約 | 公式サイトでのWeb予約対応状況は要確認(対応状況が変わる場合あり) |
車両を積載する場合は必ず事前予約が必要です。フェリーの積載スペースには限りがあるため、特にGW・お盆・シルバーウィークなどの繁忙期は早期に満車となることがあります。旅行日程が決まったら、できるだけ早めに予約を入れることをおすすめします。
旅客(人のみ)の場合は比較的当日乗船が可能なケースも多いですが、混雑期には座席の確保が難しいこともあります。特に夏休み期間中の週末便は家族連れや若いグループで満席になることも珍しくありません。筆者自身、お盆前日に当日乗船しようとして窓口で混雑に巻き込まれた経験があり、それ以来は必ず事前予約をするようにしています。
⚠️ ご注意
予約受付開始日・キャンセルポリシーは甑島商船の規定によります。キャンセル料が発生する場合があるため、予約時に必ずご確認ください。また、天候悪化による欠航の場合はキャンセル料が不要となるケースが一般的ですが、こちらも事前に確認しておくと安心です。
⑤ 乗り場・アクセス情報
下甑島フェリーの主な乗船港は串木野新港(鹿児島県いちき串木野市)です。薩摩川内市から出発する便もあるため、出発港を事前に確認しておきましょう。
| 交通手段 | アクセス方法・所要時間目安 |
|---|---|
| JR利用 | JR鹿児島中央駅からJR鹿児島本線で串木野駅まで約50分。駅からタクシーまたはバスで串木野新港へ約15〜20分 |
| 車・レンタカー | 鹿児島市内から国道3号経由で約1時間〜1時間30分。港周辺に駐車場あり(有料・無料あり、要確認) |
| 鹿児島空港から | 鹿児島空港から車で約1時間30分〜2時間。空港連絡バスと在来線の組み合わせも可能 |
串木野新港のフェリーターミナルには待合室・トイレ・売店が整備されており、乗船前の時間を快適に過ごすことができます。駐車場については台数に限りがある場合もあるため、繁忙期は早めの到着を心がけてください。
下甑島側の到着港は長浜港が主要港となります。長浜港には小規模な待合所があり、島内の観光情報を入手できます。島内にタクシーが少ないため、到着後の移動手段を事前に手配しておくことが重要です。
💡 旅のポイント
串木野新港周辺にはコンビニや飲食店が限られています。乗船前に鹿児島市内や途中のスーパーで食料・飲み物を調達しておくと安心です。特に夏場は脱水対策として十分な水分を携帯することをおすすめします。また、船内での食事販売は限定的な場合があるため、弁当持参も選択肢のひとつです。
また、奄美大島フェリーガイドや屋久島フェリーアクセス情報と組み合わせて南九州の島旅を計画される方も増えています。複数の島を巡るルートを検討される際は、ぜひ参考にしてみてください。
⑥ 島内レンタカー情報|フェリー到着後の移動手段
下甑島フェリーで島に渡ったあと、最大の課題となるのが島内の移動手段です。下甑島は公共交通機関(路線バスなど)が非常に限られており、観光スポット間の距離もあるため、レンタカーの利用が最も効率的な移動手段といえます。
島内には小規模なレンタカー事業者が存在しますが、台数が少なく、繁忙期には早々に満車になってしまうことが多いです。筆者が夏のシーズンに訪れた際、直前に問い合わせたところ全車両が予約済みで困った経験があります。それ以来、フェリーの予約と同時にレンタカーの手配を済ませることを徹底するようにしています。
島内のレンタカーは事業者数が限られるため、まずは島内の事業者に直接連絡を取るのが確実です。一方、鹿児島本土でレンタカーを借りてフェリーで持ち込む方法も検討できますが、前述のとおり車両運賃が別途かかります。島への滞在日数や観光したいスポット数を考慮して、どちらがお得かを事前にシミュレーションしておきましょう。
なお、鹿児島本土から離島へ向かう前に車を借りる場合、じゃらんレンタカーなどの比較サービスを活用すると複数のレンタカー会社の料金を一括で比較でき、割引クーポンが適用される場合もあります。串木野周辺や鹿児島市内の店舗で車を借りてフェリーに乗り込むプランを検討している方は、ぜひ事前に料金比較をしてみてください。早期予約割引が充実していることが多く、直前予約より大幅にお得になるケースもあります。
| 移動手段 | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|
| 島内レンタカー | 車両運賃不要。身軽にフェリーに乗れる | 台数が少ない。繁忙期は特に早期予約必須 |
| 本土から車持込 | 使い慣れた車で移動できる | フェリー車両運賃が高額になる |